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 1コマの中に複数の画像を重ねて写しこむ撮影技法を「多重露光」と言います。
普通に撮るだけではイメージしきれない表現が楽しめます。


ありえない世界を創ろう

色々なものを1枚の写真に

偶然の奇跡を楽しもう

多重露光モードがあるカメラ

一部の一眼レフ・トイカメラ・チェキは多重露光モードが搭載されています


多重露光モードがあるカメラは、すぐに多重露光が楽しめます。
ただ、一定時間が過ぎると2回目のシャッターが勝手に切れてしまうため、すぐに2回目を撮影する必要があります。
他の場所で撮影したものを重ねたい場合は、これからお話する方法で楽しんでください。

多重露光で撮影してみよう


 ①ネガに印をつける


2回目撮影時にできるだけコマがずれないように
フィルムをセットしたら印をつけます。
ネガが出ているところに印をつけるといいです

②1回目を撮影する


露出は適正~アンダー目で撮影します
1回目は影多めの被写体がオススメです
撮影したものをメモしておくと2回目撮影時役に立ちます

 ③フィルムを巻きあげる

普段と同じようにフィルムを巻きあげます
 
フィルムのベロが出せる設定にできるカメラは、ベロ出しにすると④の工程をとばすことができます

④フィルムピッカーでフィルムを出す


フィルムピッカーという器具で フィルムのベロを出します
シュシュでベロ出しも行っていますので、お声かけください

⑤フィルムセット・2回目撮影

コマ間のずれを少なくするため
①でつけた印に合わせてフィルムをセットします
 
撮影はできるだけ1回目と同じ露出で撮影します
あまりハイキーだと白飛びしてしまうので注意
1回目撮影時のメモを活用しましょう

⑥フィルム巻きあげ&現像へ

通常と同じようにフィルムを巻きあげて現像に出します
 
料金は通常撮影時と同じです
コマ間のずれが大きい場合、スタッフが仕上がりを見てスキャンし、ネガの返却は長巻きになります

普段の仕上がりと違うこと


どんな風に写るかは予測不能です

1回目に撮影したものをメモ書きすることで、なんとなくは予想できますが、実際の仕上がりは予測不可能。「思っていたのとちがった」がよく起こるのが多重露光です。逆に「思っていたよりよかった!」という楽しみもあります。

コマ間がずれやすいです

印をつけて同じカメラを使うことでコマずれは少なくなりますが、手巻きタイプのカメラだとコマ間はずれます。1回目と2回目で異なるカメラを使うと大きくずれることが多いです。
ずれてしまった場合はトリミング等で仕上げてくださいね。